2018/09/23

2018 US open に行ってきました その1 ドタバタの1日目

 今年はベネトーさんが「最後の大会」と言っていたので、ガスケの状態に関わらず、とにかくベネトーさんを見届けるためにニューヨークに行こうと決めていました。(結局最後ではなかったけれど)


 今年もHさんとご一緒することになり、いつから行くか?もだいぶ考え、去年より早く金曜日に現地入りすることにしました。今までで一番長い日程です。
 慣れてくるとダメなんです。全然色々な準備をしなくなる。情報収拾を怠る…。親戚へのお土産の用意もどんどん遅くなる。今回は親戚宅に別の大叔母もいるためお土産が大量になり、スーツケースに入り切らず、ギリギリになって荷物を入れ替えたりしていて、本当に自分のダメダメ加減に嫌になります。結局3時間ぐらいしか寝られず。さらに、台風が来ると言われていたのだけれど、そんなに影響はないだろうと思っていたら出発の朝も大変な事態に。これは流石に駅までタクシーを呼んだ方がいいなと思い4:30ごろにタクシー会社に電話するも全然繋がらない。そりゃそうか…こんな早朝に人も少ないし、予約しておくべきだったわぁと諦め、駅まで歩くもびしゃびしゃ。秋にパリに行った時と同じだ。
 予定より遅くなってしまったけれど、近隣の別の駅からのリムジンバスに間に合いそうだったので、ギリギリに飛び乗った。あぁあぁ、本当にダメダメだよ。

 とにかく成田空港にはほぼ予定どおりに到着してよかった。どうも最近調子がおかしかったiphoneの充電コードをここで買い替え。もう線が見えちゃってたからな。
 今回も飛行機はANA。チェックインカウンターでスケートの小塚くんみたいなお兄さんが対応してくれた。ワシントンD.C.での乗り継ぎが心配だと言ったら、丁寧に教えてくれた。この時点では大丈夫だと思っていたのだけれどねぇ。
 久しぶりにチークを買うことも決めていたので、免税店でお買物。自分としては随分早く搭乗口に行ってみると、間もなく乗り込むよう言われた。「えっ?こんなに早く?」と思いつつ、同じ便に乗ることにしていたHさんとまだ出会えていなかったので、待ってみた。Hさんは脚を痛めていると聞いていたので、それも気になったから。Hさんとも無事に出会えて、搭乗。よかった。


 大人だからHさんと席はバラバラ。隣は中国人のご家族のうち中学生ぐらいの男子だった。搭乗は焦らされたけど、結局滑走路が混んでいてなかなか飛べず。20分ぐらい遅れて離陸した。これが大変なことになるんですよ…

 1食目。カレーが出てきたらカレーでしょ。CAさんは必死にもう一方を「おすすめです!」って言ってたけれど、カレーが出てきちゃったらカレー以外の選択肢は、私にはない。デザートにはお約束のハーゲンダッツが。

 映画は「ナイスガイズ」があったので見る。前にも見たことあったから集中力なし。

 軽食のパン。一応食べます。

 到着前の2食目。しばらく和食が食べられないと思うと、思わず和を選択。

 で…到着も20分ぐらい遅れたんです。前にサンフランシスコ乗り継ぎの経験(出発時間を30分以上超えても乗せてくれた)があったし、二人とも今回は”RETURN・ESTA”が使えると考えていたので「ま、大丈夫でしょう」と思っていたのですが、入国審査は相変わらず時間がかかり、なぜかESTAの機械は10日ほど前から使わなくなったとかで列に並ぶしかなく…近づいてくる乗り継ぎ便の出発時刻。列に並んでいる時からANAの日本人スタッフの方が色々気にしていてくださったんですよ。時間が近づいている人を先に審査に回す等。で、入国審査が終わったところでほぼ出発時刻の12:30。「走って!」と言われて結構走ったんだけれど「ドア閉まっちゃいましたので、こちらへ」と…カウンターに連れて行かれる…えっ?どういうこと??

 人は信じ難い事態に直面すると、なかなか事実を受け入れられないものなのですね。

 「ニューヨーク行き、次は22:00の便があります」と言われて「えっ?」と。いやいや。22時まであと何時間あると思ってんですかと… 他に何かよい方法はない?と日本人スタッフの方に色々聞いてもらって、少し離れたロナルド・レーガン・ワシントン空港から17:00に出る飛行機があるというので、それに変えてもらうことにしました。えっ?レーガンって、レーガン大統領のこと??とか、スーツケースはどうなるんだ?とか、レーガン空港までの移動にかかる費用はどうにもならないのか?等の話もしてもらって、ま、とにかくそうするしかない。
 あらあら…と。これHさんと一緒だったからまだいいけど、一人だったら相当凹むし、このまま22時まで空港で待ったかもなぁと。

 置いていかれたワシントンD.C.空港にて、Hさんと私。


 ANAのスタッフの方が、レーガン空港までの乗合バスのお兄さんともやりとりをしてくれ、この写真も撮ってくれました。ありがとうございました。空港まで約20ドル。
 
 1時間弱でレーガン空港に到着。レーガン大統領の像がお出迎えしてくれて、なかなか素敵な空港でした(ポジティブ!)

  今度こそ置いていかれないように、早めに搭乗口付近で待機。コーヒーとマフィンを食べました。柱に近すぎて座れないイスがおかしかった。
 ニューアーク空港には18:40ごろ到着。ふぅ…ここからがまた大変でした。まずスーツケースのレーンまでに迷い、その後もスーツケースがどうも見当たらないのです。おしゃれで広いけど、わかりにくいニューアーク。どこかのCAさんの制服が素敵だった。

 
 まず荷物がどこから出てくるのか?の一覧を見つけることができず、係の人に聞いてみると「ワシントンからの便は5番だ」と言うので待ってみるけれど、なんか違う。これはどうもおかしいぞと思い、改めて一覧を探しに行くと、どうやら「B」というレーンらしい。ん?B??「B」はこの辺にはなかったぞと。仕方がないので、相談カウンターのおばさんに拙い英語で聞いてみると、ここまでの状況を理解してくれて、荷物のシールを確認してくれたら、我々のスーツケースは隣のターミナルに届いていることが判明。おぉっと!!なんてこったい。「そこまでは遠いの?」と聞くと「遠いよ」と。「ホテルに届けることもできるよ」とおばさん。
 私の聞き方がまずかったのか?これは困ったぞと思い、Hさんを連れて再度おばさんの所に。Hさんがレンタルしてきた翻訳機を駆使して諸々確認すると、隣のターミナルもさほど遠いわけではないことがわかり、おばさんがそこまで連れて行ってくれることに。私たち子供と思われてる??
 隣のターミナルまでは、電車に乗って数分。ま、行き方が面倒だけど、そんなに遠くはありませんでした。おばさんが話をつけておいてくれたので、スーツケースとスムーズに再会することができました。ありがとう!!!
 HさんがUberで車を呼んでくれて、はぁ…疲れたよ。運転手さんの話が、全く入ってこない。21:00ごろようやくホテルに到着。


 去年と同じホテル。今年は名前が「パーカー・ニューヨーク」に変わってた。今回は旧館。Hさんがホテルとやりとりしてくれて取れたツイン。


 疲れたけれどどうしても一杯飲みたくて、ホテルのバーに行ってみた(当初から初日の夜に乾杯する予定だった)。そしたら!入口付近にイヴァン・ドディグさん達がいて「うわー!」と思いつつ、奥のテーブルを案内されたのでそこに一度は座ったものの、お姉さんにお願いして、隣りのテーブルにしてもらった。お姉さんは「え?どの人がテニスプレーヤーなの??」と。お姉さん、このホテルには他にもたくさん選手泊まってるけどね…案外知らないんだな。

 キャンドルホルダーはKIVIだし(多分セビリアオレンジ)、お水はウルティマツーレで出てくるし。テンション上がるわ。
 調子に乗ってシャンパンで乾杯してたら、向かい側に座ってたお姉さんたちが、ドディさんたちのテーブルに写真をお願いしていた。私とHさんは当然ドディさんたちと写真を撮るんだと思ったら、自分たちの写真を撮ってほしいと「えー???」ここでHさんが思わずドディさんたちに話しかける。「ビックリしたわ!あなたたちのこと知ってるんだと思ったから」と。ドディさんたちはホテルは別の所らしい。確か…途中でペアを組んでるマルセルが通ってドディさんに挨拶してたと思う。うろ覚え。
 結局、ビールも一杯飲んだら、疲れのせいか結構酔っ払ってた。ドディさんたちが帰る時にお願いして(初めは断られそうだったけど)写真を撮らせてもらった。Hさん、ありがとうね。

 こうして怒涛の1日目が終了。


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