2015/06/04

2015 Roland Garros に行ってきました その1 Velibに乗ってみよう!

 結局、2014年の全仏の記録を書き終える前に2015年のローランギャロスの時期になっていまいました。
 
 今年もお休みをいただき、行ってまいりました。
 今年はガスケの腰も、去年ほどの心配はなく、2回戦からの参戦することにしました。

 5月26日(火) 朝からスーツケースを転がして出勤。今年も、例年よりも気温が低いとのことで、持って行く洋服に悩み、ユニクロでさんざん買い物をし、月曜日に洋服を新たに購入した(結局、これは持って行かない)
 仕事はほどほどに無事終わらせ、羽田空港に向かう。新宿18:30発のリムジンバスにも間に合いそうだったけれど、ギリギリ間に合わず。19:00の便に乗る。外国の青年の荷物だけが先発のバスに乗って行ってしまったらしく、係のお兄さんたちを困らせていた。「だから時間通りに来てと言ったじゃないか!」と。行く先は同じなので、問題はなかった様子。よかったね。わさびのおにぎりとストッキングを慌てて購入。
 バスに乗り込み、どういうわけか大好きな東京タワーを見逃した。ショック。羽田空港には40分ほどで到着。シャワーをして、ノーメークで出てきた。30分はなかなかきびしいけれども、やっぱりすっきりする。シャワールームはこの時間帯満室に近かったみたい。
 その後、WiFiをレンタルし(場所が遠いです…)、チェックインカウンターへ。入国審査の列に並んだところで、無事に同行する友人と合流。なぜか出発時刻が10分早まっていた。こんなこともあるのね…。
 今回は気が大きくなっていて、免税店でさっそくバックを購入。本来探していたものとは違うんだけど、急に「いいかな。」と思ってしまって。これ荷物になるやん…。
 友人とWiFiの設定を確認し、搭乗。ずいぶん早く予約したのだけれど窓側の席が取れなかったので、通路側に座る。残念。

 急がせたものの、やはり間に合わない人もいたようで、ほぼ定刻どおり23:20に出発。機内では持参の雑誌を友人に見せ、おいしいそうなお店を勧める。映画を見ようと思い「バンクーバーの朝日」を見始めたけれど、おもしろくなかったのか、寝てしまう。そうこうしている間に、夕食が登場。この時間に食べるのか…と思いつつも口に入れる。空腹に対する驚くほどの恐怖感。
 友人は洋食、私は和食を選択。あれ?前も同じの食べたぞ。迷わずシャンパン、シルブプレ。食事は可もなく不可もなくといったところ。


 その後は、よく覚えていないけどとにかく寝ていたのだと思う。ユースケ・サンタマリア氏が映画に登場したはずなのだけれど、その場面がわからない。友人は私が寝ている間に、「ST 赤と白の捜査ファイル」も途中まで見たらしい。ひどく損した気がする(貧乏性…)
 到着2時間ほど前に、朝食が出てきた。「コーヒーか紅茶はいかがですか?」を聞かれたのに、メニューにあったカフェオレを頼んだら、嫌な顔をされた。お手数おかけします。ひととおりペロリと食べ、私としてはずいぶんあっさりと到着。今回は寝てる時間が長かった。


 4:00少し前に無事到着。機長のジャン=フランソワさん、着陸が上手だった。
 トイレで歯を磨き、入国審査を通過。スーツケースを受けとり、順番に顔を洗う。なにしろ市内へのバスはまだまだ来ないので、じっくり荷物の整理。そしてローランギャロスの結果とスケジュールを確認。ガスケが無事に勝っていた。よかった。そして今日チケットを持っているスザンヌ・ランランではロジャー・フェデラーの試合があることを確認。(ガスケの試合が明日になるから)今日は行かなくても良いかな?と思ったけれど、初テニス観戦の友達に、せっかくだから生きる伝説・フェデラーを観てもらおうと思った。

 ラデュレに朝ごはんを食べに行こうということになり、5:45発だったか?いつもどおりエトワール行きのエールフランスバスに乗る。


 1時間ちょっとでエトワール(凱旋門)に到着。うわーいいお天気だ!
この空、雲もなくて、ほんとうにきれいだった。

 写真を撮っていたら、容赦なく道路清掃車が水をまいてくる…。やめて〜。
 スーツケースをガラガラ。7:40ごろ、人通りの少ないシャンゼリゼ大通りのラデュレを目指して歩く。7:30オープンだとwebで見たので行ってみたけど、そんなに都合よくはいかずオープン前だったので一度ホテルに行くことにし、メトロに乗る。重いスーツケースをえっちらおっちら。私たち倹約家です。

 今回はエコールミリテール駅近くのホテル。

 つたないフランス語でフロントのお兄さんと話を始めるも、結局返ってくる言葉を聞き取れず「イングリッシュ プリーズ」とほほ。それでも早くて聞き取れない…相変わらず、よくここまで来たよ…。アーリーチェツクインはできないとのことで、再度フロント脇のバーのところで荷造りをさせてもらい、スーツケースを預けて出発!

 友達が、移動は自転車に乗ろうとパリ市内のレンタサイクル”velib”について調べてきてくれていたので、さっそくチャレンジ。
 しかーし、まずは1日使えるカードを作るのに一苦労。どういうわけか、クレジットカードを受け入れてくれなかったり、システムが停止したり。日本語も利用できたのだけれど、結局は英語で操作したほうがスムーズだったりした。

 
ようやくカードができたけれど、自転車を取り出せず悪戦苦闘していると、地元のおねえさんが心配してくれて、紙のカードを読み取り箇所にかざしてみてくれたり(地元の人々は、ICカードを利用している)して、正直なところ「これ紙だからなぁ」と思いながらも、親切にどうにかしてくれようとするお姉さんが、しばらくして諦めた時に「メルシー」と言うことしかできなかった。パリの人は優しい。
 他の人の見よう見真似で、どうにか自転車に乗ることができた。サドルがどれも高くて困る。下げられるだけ下げて乗っても、足がつった…。

 自転車に乗るのは久しぶり。専用の道がない場所では、車道を走らなくてはいけないので、危険と隣り合わせ。要注意です。しばらくはゆるやかな下り坂が続いたので爽快。どんくさくて地図の読めない私は、とにかく友達について行った。置いてかないで〜!
  30分以内に一度駐輪スペースに返却しないと追加料金をとられてしまうので、時間を気にしながら移動。シャンゼリゼの裏道に駐輪して、無事に9:00にラデュレに着いた。


 旅の目的のひとつに「クロックムッシュを食べる」があって、メニューにクロックムッシュがあったので注文してみたけれど、今の時間はだめと言われ、泣く泣く友達おすすめのパン・ド・ペイユにした。生クリームとラズベリーソースをかけると、また美味。

 2階に通されたのだけれど、お姉さんがふたりしかおらずなかなか注文できない。そしてお会計もできない…。出発できない…。お姉さんは「忘れてないわよ」と肩をたたいたりするけど、来てくれない…。でも、そんなことにいらいらしてたら、パリの滞在を楽しめません。

 10:30ごろようやくお店を出て、自転車でローランギャロスへ向かいます。


0 件のコメント:

コメントを投稿