2017/08/01

2017 夏、ベルゲンとコペンハーゲンに行ってきました その2 ベルゲンの街をぶらり

 旅の2日目、7/25(火)。この日、Jは朝早くからオスロへ移動のため、早起きして朝食をとる。スーツケースが無いので、洋服は昨日と同じ物を着るしかなく迷うこともなく、準備は早い(笑)。まだ6:00なのに、窓から見える隣のホテルの朝食会場は賑わっていた。きっと早い時間からフィヨルドツアーなどに行くんだろう。



 私たちのホテルは朝食が6:30からで、ビュッフェには色々な種類があった。朝から、大好きなパテ、ゴルゴンゾーラをいただく。


 7時に出発して、Jを市民公園まで見送りに行く。雨がぱらぱら降ってきた。少し雨宿り。


 ガイドブックには、魚市場が7時からやっていると書いてあったので7:30ごろ行ってみたけど、準備をしているお店もまばら。ぜんぜんまだだ(笑) 朝早すぎて、どこも開いてないので、港近辺をぶらぶら。ほんとに特に予定もないので、のんびりぶらぶら。
 やりたいことといえば、魚介のスープを飲むこととホタテを食べること。港近辺のレストランは外にメニューが出ているので、一軒ずつ回り目星をつける。食いしん坊、バンザイ!

 8:00前、フィヨルドツアーの出発が重なる時刻だった。船が出発する様子を見ていた。クルーの制服がかっこいい。乗り遅れた人がいたら、一度船が戻ってきた。やさしい。


 ブリッゲンの裏側の通りを歩いてみる。パンジーがキレイに咲いていた。アンティーク・ショップがいくつかあったが、開いてないので、外から眺める。窓からかわいらしいカップがいくつも見えたので近づいてみたら、そこはレストランのキッチン脇で、お兄さんがテーブルクロスにアイロンをかけていた。

 ホテルとブリッゲンを2往復はしただろうか?眠くなってきてしまった。
 9:00には、ブリッゲンのお店がいくつか開店したので、お土産屋さんなどのぞいてみる。2階への階段がとっても傾いていた。酔いそうだった。階段の奥行きも狭いし、あぶないっ(笑)


 ブリッゲンの奥にあるアクセサリーショップで、素敵なデザインの指輪があったので、買ってもいいかなぁと思ったけど、まったく店員さん(おそらくデザイナー)が売る気がないようなので諦める。試してみることもできなかった。少し太そうだったな。
 別の雑貨屋さんではマリメッコの商品があり、思わずピンクのお皿を買おうかな?と思ったけれど、マリメッコはフィンランドだよなと思いとどまる。

10:30過ぎ、少しお腹が空いてきたので市場を物色。果物のお店もいくつかあった。


 街にだいぶ人が増えてきた。ひとまず、ホタテの素焼きをいただくことにした。ホタテは英語で"Scallops" 120NOKだった。ちと高い。

 スーツケースの行方が気になったので、サイトで確認。見つかったことは確認できたけど、それ以上のことがわからなかった。もしかしたらコペンハーゲンまで来ていない事もあるかもしれないし、さらに別の場所に行ってしまっていることもあり得ると思っていたので、ひとまず安心。

 "Høyer"のセールをのぞいてみるけど、サイズがどれも大きそうだった。


 ホテルのそばにイルムス・ボーリフスがあった。コペンハーゲンで行く時間が無いかもしれないから、ここで行ってみることにした。お客さんがほとんどいないので、緊張。素敵な花瓶を発見し、イッタラのカステヘルミがセールになってた。悩む。
 DHLのバンが走っているのを見かけ、もしかしてスーツケースを届けてくれていないだろうか?と気になる。
 
 ホテルの裏側の通りは商店街で、かわいらしい毛糸のお店があった。




 少し疲れたので、一度ホテルに戻った。レセプションでスーツケースのこと聞いてみるけど「届いていないわ」と。ロビーではお茶が飲めたので、紅茶をもらう。ツイッターをチェックしたら、ピエールもロストバケッジの事態だと知る。あ〜ら奇遇ね。ピエールの方が事態は深刻。


 ふたたび港近くまで行き、今度はスープを飲むことにした。お昼時、とても混雑していた。


 ロブスターのスープをTake away にしてもらう。パン付き。この頃には太陽がさん
さんと降り注ぎ、陽射しが強い。
 カモメの声を聞きながらベンチでスープをいただく。少ししょっぱいけど、これはおいしい。120NOK。


 同じお店でお兄さんがサーモンのお寿司を作っていた。これも食べてみたかった。

時間がたっぷりあるので、どうするかなぁと考え、うろうろ。市民公園にはグリーグの像があった。グリーグ作曲の『朝』は、ベルゲンの港の朝にぴったりだと思う。

 そこからベルゲン駅に行ってみることにした。
 駅は雰囲気があって好き。ヨーロッパの駅は、構造がだいたいどこも同じような感じだけど。

 駅構内にも毛糸屋さんがあった。タンクトップを着たおねえさんが、毛糸の品出しをしていた。おばさんふたりが、かなり念入りに品定めをして8玉ぐらい購入していた。種類が豊富で、見ているだけでも楽しい。ネップがついているものや、キラキラする糸もあった。自分は少なくとも今の時期に編み物はしないので、買わないけど、もし編み物好きの方がいれば、とてもおすすめ。いずれ帽子を編みたいと思ってはいるのだけれど、これまでにマフラーしか編んだ(完成した)ことがない。

  スーツケースにいつもの通り日本からペットボトルのお茶を入れていたけれど、今日は無いので、駅のスーパーでレモネードを買った(30NOK)。物価が高いな。



 明日はここから列車で移動して、フィヨルドを見に行く。この日も、おそらくフィヨルドを見て帰ってきた人や、オスロから来た人など、列車が到着すると急に人が増えた。

 駅からは別の通りを歩いてみる。少し雰囲気が違った。工事現場からネコの声が聞こえてきたので近づいてみると、お兄さんが「ここにあった建築の学校は、別の場所に移転したよ」というようなことを教えてくれた。ネコは見当たらなかった。ひょっとして、あの声はカモメだったのかもしれない。

 ここで思いついて、コーヒーショップ(Det Lille Kaffekompaniet)に行ってみる。
 とてもおいしかった。小さなお店なので、あんまり流行ってしまうと困るのだろうけど、おすすめ。フロイエン山へのロープウェイ乗り場のすぐそば。もしもベルゲンに行く機会があれば、ぜひどうぞ。カフェラテ、50NOK。


 お店では本や新聞を読んでる人、ポストカードを書いているご夫婦など、みんなのんびり過ごしていた。途中で雨が降って、外のテーブルにいたお客さんも、お店に入ってきた。

 さてさて…17:00ごろ、そろそろスーツケースが届いているかもしれないと思い、ホテルに戻ることにした。レセプションのお姉さんに話をすると「届いてるわよ〜!」とよかった〜!!Jの分と2つ、エレベーターで運ぶ。

 あ〜よかった。よかった。どこへ行っちゃってたんだよぉ…。本当に一晩で届いてよかった…。恐る恐るスーツケースを開け、ペットボトルのお茶を飲み、ほっとする。ケース内が荒らされた形跡はまったくない。よかった。

 Jもホテルに戻ってきて、夕食に出かけた。夕食は"Matbørsen"にて。このレッドカレー風のおいしかったなぁ。


 夕食の後、Jがおみやげを探しに行くとのことでスーパーに寄った。ハンザビールを買おうとしたら、アルコール購入時間が決められている(21:30まで?)ようで買えなかった。残念。観光案内所で、明日のフィヨルドツアーのチケットを交換。
 さ、寝ないと。


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