2018/06/07

2018 Roland Garros に行ってきました その2 レストラン•セザールへ

 この日は、夜オペラ座に行くことにしていたので、15:30ごろローラン・ギャロスを後にしました。




 ホテルに戻ってチェックインし、出かける準備を始めます。



 シャワーブースはかなり小さめ(トイレが別だったのはうれしい)。アメニティもだいぶスッキリしていました。シャンプーは髪にはとても良いシャンプーでしたが、ソープ共に備え付けで動かせず。ちょっと不便。

 そして、シャワーから出たら、あらら、ドライヤーが壊れていました…というより、その箇所の配電自体が壊れている様子。フロントに電話すると「今、一人しかいないから取りに来て」と言われました…とほほ。髪をある程度乾かして取りに行きました。もちろん特段”いい”ホテルではないけど、そんなもんかなぁ…??ま、仕方ありません。

 そして、バレエ観賞の前にお腹が空いても困るので、例のCésarに行ってみることにしました。
 恥ずかしいいなと思いつつも、思い切ってお姉さんに「リシャール・ガスケがこのお店に来ることがあると思うんだけど、彼はなにを食べるの?」と聞いてみたのですが、あっけなく「I don't know」と言われまして… 「あなたが食べたいものをオーダーして」と…。あぁそうですか… ガスケさんはピザが好きなはずなので、無難なマルゲリータとレモネードを注文しました…。アルコールを飲みたい気持ちを、ここではグッと我慢。万が一寝ちゃうと困りますから。

 少ししてから、かなり大きなピザが運ばれてきました。味はというと、決して美味しくないことはありませんが、「パリで1番のイタリアン」は言いすぎなのでは??という印象です。日本は、大抵もの美味しいんですね。

 ガスケが以前instagramに挙げていた画像を思い出すと、この右奥のTVモニターの前に座っていたことがあるんだな、と。お店は、だいぶ奥が長いようでした。

 時間があまりないので、3分の2ほどピザを食べ、オペラ座に向かいます。また52番のバスに乗りました。


 バレエについては、ほぼ初心者でして、今回はどうしてもジェルマン・ルーヴェとユーゴ・マルシャンという、若いエトワール二人をオペラ座で見てみたかったのですが、出演するはずの3つめの演目「The Male Dancer」が始まって、目を凝らして見ても、オペラグラスを駆使して見ても、それらしい人物が見当たりません… ホテルに帰ってから情報収集すると、ルーヴェくんは別のバレエ団の公演に出張していて、マルシャンは3日前にケガで今シーズンを棒に振ってしまったことを知りました。残念。

 演目が全てコンテンポラリーのものだということは、あらかじめわかっていたことでしたが、この演目でも満席状態のオペラ座ってすごいな、パリってすごいな、となんだか衝撃を受けた次第です。

 自分の席がどこなのか?わからず、バーのお兄さんに聞くと、すでに初めのFrôlons」は始まるよ、会場内のあちらこちらで始まるから!と。日本語を交えながら親切に教えてくれました。フランスの若者は日本に親しみがある人が多いようです。



 この後、場内に入るよう促されました。それでも自身の席はよくわからず、本能で辿りついた感じでした。シャガールの天井画は大好き。

 演出には、様々な日本の影響が感じられました。

 どういう訳か、私たちのロッジだけ鍵が閉まっていてなかなか入れず。他の人が係りの人を呼んでくれて中に入りました。

 中はこんな様子。全身が白い感じの、カップルがいました。(うふっ。なんだそれ)

  
 幕間に調子に乗ってシャンパンなんか飲んじゃったもんですから、4つ目の演目は少し寝てしまいました。あは。どうやら、芸術監督のオレリー・デュポンも踊っていたようでした。(そんなレベルでオペラ座に行ったのは怒られそう。)



 気にしていた服装は、みんな思いのほかラフでした。おしゃれなんですけど、思っていたよりは全然ラフ。ちょっとしたレストランに出かける程度のおしゃれ具合でした。

 終演は23:00過ぎ。帰りはなるべく人の流れに乗ってさっさと帰るべし!とのことだったので、ほかの人と離れないようにしてRER A線で帰りました。


 ホテルに帰ってから明日のOOPを確認して、事前購入していたスザンヌ・ランランのチケットをリセールし、アザーコートのチケットを購入しました。これがね、明日になって後悔することになるとは…。

 なが〜い1日目終了。明日の朝、起きられるかが少々心配。


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