Richard Gasquet と旅の記録: 2018 夏、Finlandに行ってきました　その１ Poriという小さな町へ

　昨年旅したコペンハーゲンがとてもよかったので「次はフィンランドだ！」と思い、ダメもとで友人のJちゃんに「夏にフィンランドに行かない？」と声をかけてみたら、まさかの快諾！　Jちゃんは数年前にも行ったことがあったから断られるかと思っていたのだけれど、よかったぁ。

　ローランギャロスに行く前におおよその予定を決め、飛行機の予約はまだいいだろうと思っていたのだけど、パリから帰ってきたら４、5万円値上がりしていた…あぁ申し訳ない。マリメッコの機体はどの便の可能性が高いのか？や、マイレア邸のガイドツアー予約はＯKか？ポリの駅にロッカーはあるのか？など確認しつつ、２万円近く安い名古屋経由便を予約した。

　猛暑の東京を考えれば、フィンランドは涼しいだろうから洋服は何を持っていけばよいか？？ずいぶん悩んだ。結局は全く悩む必要はなかったんだけど。

　当日（7/30）は5:20に家を出て、リムジンバスで羽田空港へ。途中で事故の情報があったけど、ほぼ予定通りに空港に着いた。Jちゃんと無事合流。

　国内乗り継ぎは初めてなので、荷物はここで預けたらヘルシンキまで持って行ってくれるのか？出国手続きの時間は間に合うのか？など気になる事が諸々ありつつ、国際線乗り継ぎカウンターでスーツケースを預ける。

　お腹が空いたので、ささっと朝ごはん。

　まい泉のヒレカツサンド。空港限定パッケージです。ヒレカツサンド、うまいんだぜ！！日本の翼、JAL。JALに乗るの久しぶりだな〜。

　だけど今回のフライトのパイロットさんは着陸時、あんまり上手じゃなかった。どどーんって感じで。

　あっという間に中部国際空港セントレアに到着。できたら両替もしたいし、乗り継ぎまで時間がないので気持ちは焦ります。カウンターの間近に銀行があったので、2万円を両替。出発の1時間前でも、まだチェックインカウンターに並んでいたので、念のため係のお姉さんに「10:30発の便なんですけど、大丈夫ですか？」と聞いてみた。「大丈夫ですよぉ」となんの問題もない雰囲気。なぁんだ。

　搭乗ゲートが18と書かれているチケットを見ながら、カウンターのお姉さんに「19番です」と言われたので頭の中にポワーんとしたものがありつつも、モニターで確認して18番ゲートに向かうと、隣にはマリメッコモデル（キヴェット）の機体が！「もしかして、あれなの？あれなの？？」とテンションが上がりますが、乗り込む機体は通常バージョンでした。

　ご飯１食目はチキンorフィッシュで「チキン」を選択。唐揚げやね〜。おいしい。安定の（？）お蕎麦付き（わさび無し）ナプキンはマリメッコです。

　今回は昼間のフライトなので、まだ寝る気にはなれず。映画『ラブ・アゲイン』を見る。ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンが共演していて、見たことある。わりとバカバカしいんだけど、途中でなかなかの展開があり、最後は幸せな気分になる、飛行機で見るにはぴったりの映画。この後でディカプリオの『インセプション』と『インファナルアフェア』もチラっと見たけど、やっぱりドキドキし過ぎるからやめて眠ることにした。

程よく寝たあとの２食目は「焼きそば（?!）orおにぎり」だったけど、私たちの所に来た時にはすでに焼きそばはなくなっていた。見てみたかった。

　順調にヘルシンキ・バンター空港に14:30ごろ到着。10時間弱だから早い。今回のパイロットさんは上手だった。スーッと着陸した。ここまではなんの問題もなかったのだけれど、またまた入国審査の恐怖が…。ガイドブックには「スムーズに終わります」と書いてあったけど、全然ウソだわ。並んでからちっとも列が進まないなぁ、と思っていたら、みんな、かなり細かい質問をされていたのでした。Jちゃんを先に差し出し。。。「どこに行くの？」と係のお兄さんに聞かれ「ポリ、タンペレ、ヘルシンキ」とJちゃんが正直に言うと、「ポリに何しに行くの？」「チケットか、インビテーションはあるの？」と。えっ？？？変な汗を出しながら、マイレア邸のガイドツアー予約承認メールを見せたり、私がマイレア邸の本を見せ、なんとか納得してもらった。ふぅ…。あと中国国籍の人たちは指紋を取られていた様子。いいのか？いいのか？？国際的な人権問題にならないのか？？？

　そんなわけで、時間的に余裕だったはずのポリ行きのバスの時間がかなり迫ってきて、急いで市内行きのリング・レイル・ラインに乗り込みます。中央駅に降りてからも焦ってバス停を探します。どうにか迷わずに見つけられたからよかったけれど、バス出発（17:30）の３分前。ふぅ…びっくりしたわぁ。

　バスではほぼ寝ていました。3時間半でポリに到着。