2013 Japan Open Tennis 大会5日目に行ってきました

　この日(10/4)は、11:20ごろ、有明に到着した。

　

　センターコートでは、ニーミネンvsドディグのいぶし銀対決が行われていたけれど…No.1コートに直行。まだ全然人がいなかったので、ちょっとブラブラしてたら、プリンスのブースの所でブライアン兄弟のクリアファイルをもらう。ブライアン兄弟、見てないんだってば。

　15分前にNo.1コートに行き、12:00からダブルスの準決勝を見る。

　ロジェバセくんのプレーについて「おもしろみに欠ける」なんて書いて悪かったです。その堅実で端正なプレーは、見るものをじわじわと惹きつけます。

 　

 ボパンナは、さすが!!経験豊富な感じでした。

　ちょっと内股のロジェバセくん。リターンも上手でした。

　ゲームに入る前のふたり。

　

ロジェバセくん＆ボパンナ組が勝ちました。おめでとう。やっぱり内股。　Men's Doubles Semi Final  　R Bopanna / E Roger-Vasselin [4] def. T Huey / D Inglot　64 76(6)

　勝利の後、とても嬉しそうにみなさんにサインしてた。私も間近でお顔を拝見したかったな。

　お昼ご飯を調達して、センターコートに入る。あいかわらず好調なラオニッチのサーブを若干憎たらしく思う。ラッコが何度もふっ飛ばされていた。ラオニッチ陣営のリュビチッチ兄さん。

　

　次はいよいよ錦織くん対アルマグロ。

　登場した時から、どうも錦織くんは表情がさえない。

　

　ダブルスでもブライアン兄弟に勝利して、ノリに乗ってるアルマグロ。アルマグロのシングルバックハンドもなかなかだった。ファオハンドもだけど、とにかくキレキレだった。ウォーミングアップ中。

　

 1set目は錦織くんが先に2ブレイクするも、アルマグロに追いつかれる。1set目の中盤から左ひざを気にしていた。

世界で闘う男の背中。

　

　ふぅっ。と息をはく錦織くん。だいぶ無理をしていたと思う。

Men's Singles QF  Nicolas Almagro[6] def. Kei Nishikori[4]  76(2) 57 63

　錦織くん、敗れました。
　2nd setはよく取り返したと思う。最初のゲームをブレイクされて、アルマグロがイライラしていた8ゲーム目にブレイクバック。最後、12ゲーム目でブレイクして、セットオールに持ちこんだ。
　それだけに、1st set先に2ブレイクしていたのに取り返されて、タイブレイクになってしまったことが悔やまれる。3rd setの途中でMTOを取って腰をマッサージしてもらっていた。ほんとはリタイアしたいぐらいだったんだろうと思う。アルマグロのショットがキレキレで絶好調だったのも事実。

　

　カメラの台数が異様に多かった。地元大会で、去年の覇者―ツォンガやガスケがローランギャロスで、マレーがウィンブルドンでプレッシャーがかかるのと同じように、いや、もしかしたら、それ以上に今大会の錦織くんには相当のプレッシャーがあったのではないかと思う。そんな中、身体が思うようにならなくなってしまったのはすごく悔しいことだと思うけれど、そこがまだまだ世界の真のトップ選手との差。
　またワクワクする錦織くんのプレーが見たい。とにかく見たい。これからもがんばってほしい。


　会場全体が、「あぁ…」という雰囲気の中、第4試合、ドルゴポロフ vs デルポトロが始まる。
　ドルゴポロフの試合を生で見るのは初めて。2、3年前はGAORAでも時々見てたけれど、最近ランキングを落としていたから見るのがとても久しぶり。

　ドルゴさんの不思議なショットに会場全体がびっくり。私もびっくり。生で見ると、想像していた以上だった。スライスのバリエーションが豊富なのか? その軌道は不思議だった。フォームも独特で、なんか見ていて肩が凝る感じがした(笑)。写真を撮ってみたけれど、プレー中のものは全然ピントが合ってなかった。それだけ高速ということなのかな？1st setはドルゴさんがとった。

　のっぽさん・デルポトロ｡ドルゴさんが必死にくらいついていくのに比べて、淡々とプレーしているように見えた。　2nd ｓｅｔを取り返して、3rd setは一方的な展開だった。

　Men's Singles QF  Juan Martin Del Potro[1] def. Alexandr Dolgopolov  46 64 62

　のど風邪のせいもあって、ちょっと疲れた。錦織くんが敗退してしまったことも、疲れを倍増させている。

　この時点では、翌日の準決勝に楽しみを見い出せないでいた。（贅沢だ）