2014/12/26

冬のパリに行ってきました その1 1時発の飛行機は眠い

 冬のヨーロッパは寒い。そう、聞いていた。
 なかなか陽も出ないし、一日が短いと。


 これまでドイツ、ロンドン、イタリア、パリに行ったけれど、冬には行ったことがなかった。年末年始はテニスもないし、かなり暇だから行ってみようかな?と急に検討し始め、色々な人に相談したところ、クリスマス前の方がいいのでは?というアドバイスを頂いた。
 それでも、やっぱり寒いのイヤだし…おひさま出ないのイヤだし…ひとりで行くのはさみしいよな…と思っていたら、お知り合いの方が同じ時期にパリに行くという情報を入手!よっし、お願いして冬休みをとって、せっかくだから行ってみよう!と飛行機の予約をしたのが、8日前。この時期はもっと計画的に購入すれば、安いのだけれども、それはもう、仕方ない。そのため、今回は乗り継ぎ便。乗り継ぎするの、久しぶりだなぁ。何が起こるんだっけなぁ?

 東京が寒くなり、出発5日前にはのどを痛めた。マスクをする。思い立ってスマフォをi phoneに替えた。何をするのも、いつもギリギリなのよね。ダウンコート、ブーツ、手袋、帽子、ヒートテックを購入。旅費以外にずいぶん出費があるな(冷や汗)ユニクロのウルトラコンパクトダウンも買った。

 荷物を詰めたら、パジャマがかなり場所をとり、ブーツは持って行くのを諦めた。冬は何かと膨張しているので、かさばる。出発時点でスーツケースはパンパン。
 金曜日の仕事を切り上げ、一度自宅に戻る。お風呂にも入り、着替えて21:00前に出発。22:00に空港行きのリムジンバスに乗る。チケット売り場で、私のキーホルダーを見た中国人の女の子に「スヌーピー♡」と話かけられた。キャラクターは世界をつなぐ。
 
 道路は順調で、40分ほどで羽田空港に到着。羽田もキラキラしている。

 まだ両替していなかったので、京急の駅近くの両替上でしたけれど…他のどこよりも手数料が高かった。次回からは必ず銀行系のところで両替することにする。そして空港内は熱い。全身ヒートテックで固めている私は、とにかく熱い。汗だく…。コートを脱いだ。チェックインカウンターのお姉さんに、フランクフルトの乗り継ぎについて相談する。ユーロ圏内の乗り継ぎは、一度入国審査をするとのこと。掲示板で確認してゲートに移動してくださいね、と言われる。うぅ心細い…。熱さだけでなく焦りもあったのか?入国審査前までにペットボトルのウーロン茶は飲み干した。時間には余裕があったのだけれど、すでに普段なら眠りについているぐらいの時間で、眠い。免税店をふらふらしてみるも、特に購入意欲はわかず。羽田のwifiを利用して、不安いっぱいフランクフルト空港について調べる。どうやら、かなり移動距離があるようだ。
 そうこうしているうちに、飛行機に乗り込む。今回は予約がギリギリだったので、座席も窓側ではなく真ん中。左側はドイツ人のごっつい男性。右側が日本人男性。ふたりとも既に座っていて、ドイツ人はブランケットを私の席に置いていた。「いらないの?」
 出発は12/20の1:10。普段、0:00前には寝るようにしている私にとっては、相当眠いzzz。食事が出てこないことに、少々がっかりしつつも、買っておいたおにぎり(わさび味)をさっさとほおばり、眠りにつく。間もなく、寝たか寝ないかのうちにサンドイッチが配布され、なぜかきちんと目が覚め、とりあえず入手しておいた。(貧乏性)ビールを少し飲む。迷ったけれど、サンドイッチは食べずに眠る。すんなり眠れた。

 ほどほどにたっぷりと眠れた。降りる前に、隣のドイツ人が今年のUS Open ハイライトビデオを見ていたので、見る。ガスケはモンちゃんとの試合で一瞬だけ、ほんとに一瞬だけ映った。
 ぜんぜん興味はなかったのだけれど、映画「ニューイヤーズ・イブ」も見た。ロバート・デ・ニーロ、ハル・ベリー、アストン・カッチャー、リア・ミシェル、ザック・エフロン(懐かしいな)、サラ・ジェシカ・パーカーなどずいぶん色んな人が出てきて、最後はハッピーエンドで、飛行機で見る映画としては完璧だった。

 朝食?は紅鮭の彩りご飯を選択。ANAはおそばがついてることが多い。

 http://www.ana.co.jp/int/inflight/guide/pdf/201412/hnd_fra_y_201412_m.pdf
 まぁ…機内食なのでね、期待しちゃだめ。エールフランスだったらシャンパンあったんだよな…。 

 フランクフルトには時間どおりに到着。よかった。遅れたりしたら、気がきじゃ、ない。飛行機から降りたところにCAさんがいたので、聞いてみたところ、ゲートが変更になっていた。おぅ。危ない。危ない。入国審査を受け、ショッピングモールのようなところを左に進む。
 
  
 しばらく行くと「Temaki Bar」なるものがあった。どんなメニューが出てくるんだろ?でも脇目もふらず、進む。日本の人が周囲から皆無になってきて、けっこう不安(小心者)

 手荷物検査はチェックが厳しかった。靴も脱がされるし。ここで羽田空港内で買った”綾鷹”のペットボトル2本を没収される…学習が足りなかった。「開けてないけどダメ…?」と聞いてみるけど、ダメと。唯一のお茶なのに…。
 搭乗時刻10分前に到着。近くにあったコーヒーメーカーのカフェオレがおいしかった。


 国内線程度の大きさのルフトハンザに乗り込む。6:50発。眠い…。ここでも寝てしまって、サンドイッチを食べ損ねた…痛いミス!ドイツのサンドイッチ、食べておきたかった。ぐっすり眠った。
 現地12/20(土)の8:00過ぎに、こちらも定刻通りシャルルドゴール空港に到着。今回は初めてのターミナル1。私のイメージしているCDGは、こちらのターミナルなんだよな。うれしい。
 



 スーツケースも無事に出て来てよかった。凱旋門行きのバスを探す。思っていたよりは寒くないけれど、風が冷たく、曇っている。待合室にいると、お兄ちゃんが風邪を引いたのか、呑み過ぎなのか?吐いていたので、近づかない(笑)。寒いけど思わず外に出た。それでもしばらくバスが来ず。9:20ごろようやく乗ることができて、10:00過ぎに凱旋門に着いた。ユーロが高いこともあって、メトロでホテルまで向かった。スーツケースが重いぜ…。10:30ごろホテル到着。アーリーチェックインできてよかった。

メトロのTrocadero駅を出たところ。まだなんとなく暗い。

 今回も、いつもローランギャロスの時にお世話になっているホテル。顔を覚えているおじさんが受付にいてくれて、ホッとする。寒いとお風呂に入りたくなるだろうなぁと、贅沢してバスタブ付きの部屋にした。ベッドは無駄に大きい。



 このバスタブが、後々私を悩ませることに…。

0 件のコメント:

コメントを投稿