2014/10/06

2014 Japan Open Tennisに行ってきました その3 お楽しみは錦織くんだけじゃないよ

 ちょうど錦織くんとイヴァン・ドディグの試合のウォークイン時に、センターコートに戻りました。(10/1)
 全米で準優勝の後、待ちに待った錦織くんの初戦ということで、お客さんは大盛り上がり。


 朝方からの雨の影響で屋根は閉まっていました。練習開始。錦織くん。



 審判はセドリック・ムーリエさん。ハンプティ・ダンプティじゃ、ないよ。(失礼)


 ドディさんはこの、バックハンドのジャンピングショットがかっこいいんです。でも屋根閉まってると、写真は撮れない…。S席からだと遠いしさ。


 試合は、錦織くんの快勝。錦織くんは様子見、様子見しつつ、余力を残してきっちり勝つ。トップ選手の序盤戦の戦い方だったと思う。ご本人は勝ててかなりほっとしていたようだけれど、私もほっとした…。
 近くにいた、おそらくテニスをそこそこバリバリやっている女子大生たちが「ニシコリ、かっこいいですよねぇ。かっこいいですよねぇ。」と初めて生で見るニシコリくんに興奮していた。そうですよ。おねえさん!世界のニシコリはかっこいいんです。

Singles
(4) Kei Nishikori  defeats Ivan Dodig   63 64


 試合終了後に屋根を開けた。錦織くんへのグランドスラム準優勝おめでとう&労いのセレモニー。報奨金の授与があったんだったかな?辻野さんと修造さんもぱちぱちぱち。



 ここで外に出たところで、とあるスポーツ新聞社から「錦織くんの活躍について一言ください」という取材を受けた。
 私としてはとっても複雑な心境で…、錦織くんを一番に応援している訳ではないけれども、たまたまだけれど2007年のデビューの時から、ここ、有明で彼を見て来たし、2008年(対ガスケ戦)に配ってた錦織くんうちわもまだ家にあるし、その後も機会があれば錦織くんの試合は見て来たし、応援してきた(まぁ、パリでもニューヨークでも、錦織くんの試合途中でガスケの練習を観に行ってたけど)。だから、錦織くんに関しては勝手に親戚の子ぐらいの感覚でいるのと同時に、ここ数年のフィーバーぶりにはちょっと嫌気がさしているところもあるし…(それも錦織くんには何の非も無い訳で)。そしてさらに言うと、その記者の人は全然、今の錦織くんの世界のテニス界における状況を理解していないように思えたのです…。
だから一言でなんて言えないし、30分とは言わないけれど、15分ぐらいお話させてほしいという感じでした…。めんどくさい人間なんです、わたし。
 そんな訳で、まとまらない話をしたら、意味不明なコメントをフルネームと年齢付きで掲載されてしまった…(たいていこういう場合、実際には掲載されないものなんですけどね)仕方ない…。小さいスペースだったものね。でも、私ならもう少しちゃんとした原稿にできたよ!記者さん!(ちょっと怒ってます)

 そんなこともあり、ちょっと休憩してからセンターコートに戻りました。スヌーピーのタオルは売り切れてた。シモンの試合は焦って戻らなくても、多分長いし。屋根、開けました。

 シモンさん。ひょろ長いです。


 1st setをジル・ミューラーに取られてしまって、今日はフルセットはやらずに終わってしまうのか…?と思っていたけれど、タイブレイクで2set目を制して、フルセットへ。あはは。もはやお約束。本当に試合を長くするの好きだね、なぜなんだろう?セットオールになったところで、たぶん大丈夫と思い、ロジェバセくんのダブルスを見に行くことにした。

Singles
Gilles Simon  defeats  Gilles Muller   46 76(1) 63


 3番コートへ。イヴァン・ドディグ&マルセロ・メロ vs エドゥアール・ロジェバセラン&ダニエル・ブラッキアリ。小さいコートで見られるから、迫力満点。
 ロジェバセくんは去年はボパンナと組んで優勝したけれど、今年はボパンナはパエスと組んでいるし、ロジェバセくん自身も本来はベネトーさんと組んでいるから即席ペアで出場。シングルスは前日にメルツァーと試合をして、途中リタイアしていたので、ダブルスは棄権するのではないか、と心配していた。

 ロジェバセくん。

 ドディさん。アイ・フォーメーションですね。

 後ろの方で盛り上がっているおじさんたちが、ドディさんがさっきまで錦織くんと試合をしていたことをわかってなかったようで「おぉ、彼なのかぁ。巧いなぁ〜」と、ドディさんの渋いプレーが決まる度に感心しきりでした。 バックハンドのジャックナイフを、いつかきれいにカメラに収めたい。

 メロ(左)の方が年下だと勝手に思っていた。メロの後ろに隠れるドディさんが、すごーくツボだったんだけれど、写真は撮れず。

「勝ったらSUSHI食べようぜ」「ウィ!」
ロジェバセくんは、去年お寿司を食べに行ったようだったんだけど、写真を見るかぎり適当に入ったお店っぽかった。安くておいしいお寿司屋さんリストを渡してあげたい。

 遠くに座っていたのは、ムーリエさんと、どなたかわからないけど審判の方。審判さんも大変だよなぁ。拘束時間長いし、自分の担当以外は特にすることもないだろうし…。

「えっ?ムーリエさんを手のひらで転がしてみろって言うのかい?」

「本気で言ってるの? じゃ、やって見せてよ。」(奥のムーリエさん「エドゥ、許してやってくれ」)

 線審の方に言いたいことがあったようです。たしかにきわどい判定多かった。暗いしね。

 サーブの時のフォームがきれいです。でも調子はあまり良くなかったみたい。

 とりあえずバナナ。

 ロジェバセくんは、途中、腰や足の付けねを気にして伸ばしたりしていた。
 負けちゃいました。

 それでも終わってからサインや写真に応じていて、ちょっと渋滞ができてた。
 おつかれさま。来年も来てね。

Dodig, Ivan & Melo, Marcelo def.
Bracciali, Daniele & Roger-Vasselin, Edouard 7/6(2) 6/4

 ここでセンターコートに戻ろうとしたら、前、教えてもらっていたコーチに遭遇!「最近テニスしてるんですか?」「見るのが忙しくて…」前には「見てても、上手になりませんよ〜」と言われたことあり。そうですね、そろそろテニスしたいです。

 センターコートに戻ったら、タツマの試合が続いていた。チロっとしか見てないけれど、タツマは昨日の試合ですべてを出し切ってしまったかのようだった。敗退。お疲れさま。

 そして、ブライアンズとラッキールーザー、ピエール・エルベール&ミハル・プラジズニー。去年ブライアンズを見る前に負けてしまっていたから、今年こそは見逃すまいと思っていた。
 背中に名前入りです。どっちがボブか、マイクか、みなさんにわかるようにね。(左利きがボブ)

 ブライアンズと言えば、相手から浮いたボールを容赦なくバコッ、バコッとスマッシュでポイントを決めるイメージなんだけど、なんだかずっと静かで元気がなさそうだった。ピエールくんたちも、お見合いしちゃったりしてたし、1st set は6/4でブライアンズが取ったので、まぁ、そのままブライアンズが勝つのだろうと思って、時間も時間だったから、20:00過ぎ頃、2nd setの3ゲーム目で帰ったんだよなぁ。暗くて写真も撮りにくいし。

 そしたら、あらあら、ブライアンズ負けちゃったというじゃない…。どういうことなんだ…ジャパンオープン。
 結果的には、その後もダブルスはかなり盛り上がったけどね〜。
 
 という訳で、この日も存分に楽しみました。



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