2013/09/09

2013 US Open Tennis 全米オープンテニスに行ってきました その1


 ニューヨークに行こう、全米オープンに行こうと決めたのは、7月の中旬。

 5月の終わりにローラン・ギャロスに行った際、雨の影響でガスケの試合が1つしか見られなかった。ローラン・ギャロスはショーコートが3つあるため、フランスの選手はコート割の予測が難しい。そうなるとチケットを押さえるのも、やや難しい。ガスケを見るなら、パリのローラン・ギャロスよりも他の大会の方が良いのではないか?と、前から考えていた。
 去年もニューヨークに行ってみようかと思ったものの、急過ぎて色々な事情(主に経済的事情)が許さなかった。全米オープンの時期に夏休みをとり、家でダラダラと試合を見ていたものの、時差13時間がツライ。全米のチケット事情を確認すると、アーサーアッシュスタジアム以外はグランドアドミッションチケットで入れることがわかった。ガスケは、よほどのアメリカ人選手との対戦にならない限りアザーコートでの試合になるだろうから、これはお買い得っ!!
 よしっ! 思い切って現地に行ってしまおう! と決断。

 そうは言っても、大好きなガスケが出場していないと行く意味も半減するので、あまり早くには決定できない。(万が一、直前にケガなどで欠場ということもあり得なくはない) 飛行機のチケット予約状況を確認しながら、そろそろ数が少なくなってきて金額が再度上がる前のタイミングで予約。あとはガスケが欠場しないこと、そして妙なドローにならないことを祈る毎日。

 土曜日にドローが発表になり、ボトムハーフ、ガスケの1回戦はMichael Russell (USA)に決定。月曜日にルイアームストロングコート(相手がアメリカの選手だから)で無事に勝利して、2回戦進出を決めた。まずはひと安心。ボトムハーフからスタートしたのは、今回私にとっては好都合だった。 錦織くんが予想外に1回戦で敗退してしまったことはとても残念だった。
 
 水曜日(8/28)、出発当日、毎度のことながら準備が終わらず、結局予定していたリムジンバスより30分以上遅いものに乗ることに。羽田と勘違いしてたから途中まで余裕だったけれど、これまずいかもっと焦った。羽田と成田は大違い。成田には出発1時間半前に到着。まぁセーフ。レンタルしたWiFiルーターを受け取りに行き、すぐにチェックイン。バタバタの中でも、免税店で2点お買い物(予定外)。ほんとはもっと早く到着して、いろいろ見たかったのに…って、悪いのは自分だ。

 搭乗する前に、ダンナさんが奥さんの写真を撮っているご夫妻がいた。この様子を各所で見るたびに「しあわせなんだな~」とほほ笑ましく思う。

 今回はANA(United Air Line との共同運航便)で。座席はやっぱり窓側が楽しい。
 友達が、最初のアナウンスで「機長は○○」を必ず確認すると聞いてから、私も確認するようにしている。○○さん、頼みましたよ! と。




 機内食1回目。これは昼食なのかな。ANAは久しぶりの利用だったけれど、食事はいまひとつだった。ハーゲンダッツのアイスもついてた。最近、以前よりスチュワーデスさんがビジネスっぽい感じがするけれど、それは仕方ないのかな。昔のサービスがすばらしすぎた。



食べ終わったら、窓の外が!! 大興奮!! 窓側万歳!!



 
 雲を見るのにも飽きてきたら、あらためてガイドブックを熟読。テニス以外に行きたいところ、したいことを地図に記していく。あんまりないかな、と思ってたけど色々でてきた! これ時間全然足りないじゃん。

 飛行機に乗ったら映画も見なくっちゃ。事前にチェックしていた『モネ・ゲーム』を見る。おもしろかった。そんなこと、起こる??と思う点はたくさんあるけど、おもしろかった。コリン・ファースって、『ブリジット・ジョーンズの日記』で見たのが最初だと思うけど、1960年生まれというのにはややビックリ。

 周りの人は寝始めたけど、まだ寝ちゃだめだよなぁと思いもう1本『華麗なるギャツビー』も見る。ディカプリオはなんだかんだ好きなので、映画館でも見たけれど、再度見る。原作本の内容を全然覚えていなくて、これ、結局ストーカーの話よね??と、また思う。ヒロインの女の子が態度をはっきりしないのがいけないと思うけど。かわいいよなぁ、キャリー・マリガン。それと、トビー・マグワイアの役がかわいそう過ぎだった。いつも部外者。蚊帳の外。

 6時間ぐらい経過しただろうか?そろそろ就寝モード。寝なければいけません。
 ニューヨークに行くならこの曲を聞かなくちゃと、フランク・シナトラの『ニューヨーク・ニューヨーク』を聞きながら就寝。

 3時間ぐらい寝ただろうか。そうこうしていたら2回目の食事。これは朝食なのかな。可もなく、不可もなく。


 食事をして、また眠りにつく。とにかく寝る。到着したら現地は11時なので、とにかくそこから1日活動しなくてはいけない。だから、寝る。

 予定よりも1時間近く早く10時ごろ無事にJFK空港に到着。機長さん、ありがとう。
 泊めてもらうことになった親戚のお家へタクシーで移動。「必ずイエローキャブに乗りなさい。」と言われていた。最近でもぼったくりタクシーが存在するらしい。乗り場には係の人がいて「どこまで?」と聞かれ、メモを渡された。苦情を申し出る際に使うのだろう。(この写真、タクシー写ってない)


 グーグルマップとストリートビューで確認しておいたけど、そこだった。便利だけど、最近はプライバシーも何も、あったもんじゃないな。

 お家では冷やし中華を用意してくださっていた。ありがとうございます。
 少しのんびりして、この後どうするかを検討。国連に行ってみようかと思ったけれど、この日はすでに日本語ツアーが終了していた。英語はわからないし…。

 とにかくあまり時間がないので、2時ごろ地下鉄に乗って、職場の人にすすめられたグッゲンハイム美術館へ。
 初めての地下鉄はなかなかドキドキした。結局、ローカルとエクスプレスの停止駅がよくわからないまま、なんとか目的地に到着した。かなりの方向音痴のため多少時間がかかった。
 
 グッゲンハイム美術館は、建物自体がフランク・ロイド・ライトによる設計で素敵だった。中は渦巻き状で迷った。同じ所に何度も出てしまった。私だけかな。
 カンディンスキーの展示と、モンドリアンのコンポジションが印象に残った。シャガールの『窓越しのパリ』が見当たらなかった。ちょうど狭間の時期で、次週からロイドの展示が始まるようだった。ちょっと残念。
 

  
 
 「ライト」というカフェも併設されているけど、15時に終了していた。おいしいお店のようなので、チャンスがあれば、次回ぜひ来てみたい。



 美術館のすぐそばからセントラルパークに入ってみると、貯水池に幻想的な光景がひろがっていた。多少雨が降った後だった。


 
 この後、おみやげに頼まれたスターバックスの ”You are here collection” のマグカップを(自分の分も)購入して帰る。地下鉄の駅をひとつ乗り過ごすというアクシデントがあり、焦る。

 夕食は、別の親戚ご夫妻も一緒に。このカニ、おいしかった。ありがとうございました。


 
 1日目終了。さすがに疲れた。お家でカメラやWiFiルーターを充電する。充電!! 充電!!
 
 この日はアーサーアッシュスタジアムのナイトセッションで、ミカエル・ロドラvsアンディ・マレーの試合が行われていた。ロドラさんの美しいプレー、見たかったなぁ。
 夕方に次の日のスケジュールが発表されていたようだ。夜の時点では、次の日の練習スケジュールが全部は出ていなかった。ガスケの試合はNo.13コートの2試合目だったので、おそらく朝練習するだろうと予測して、とりあえず開門の10:00前に会場に到着できるように準備して、寝る。
 

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