2013 French Open Tennis に行ってきました その６ 錦織くんvs B.ペイルとパーカー事件

　ガスケの練習を見届け、ほっとしてスザンヌ・ランランコートに入る。

　錦織くんの試合は2nd set の6ゲーム目だった。錦織くんのset up。

　Men's Singles Round3

　Benoit Paire（FRA)[24] vs Kei Nishikori（JPA)[13] 

　

　飛んだね。あえてAir-Kとは書かない。

　

　この日の座席はこんな感じ。Cat1の10列目(65)。思ってたより、見やすい場所だった。

  

　おフランスの選手はみんな好きなんだけど、ペイルはあんまり好きじゃないのです。

　ペイルは去年あたりからランキングを上げ、おフランスのみなさんは新・四銃士(と呼ばれるようになってから久しい）がいまひとつパッとしない状況が続くなか、新たに登場したペイルに期待をしているのだろう。錦織くんは完全アウェイだった。

  2nd setは、ペイルの調子があがってきて競った展開になっていた。盛り上がる、おフランスのみなさん。

　
　3set目以降は、錦織くんのショットが冴えわたり、どんどんペイルがイライラしてくる展開に。錦織くんがいいプレーをしても、観客だんまり・・・。こんだけはっきりしているとは思ってなかったな。私は錦織くんのキレのいいショットが決まる度、懸命に拍手した。なかなか勇気がいるわぁ。

　

　錦織くんの勝利。6-3 7-6(3) 6-4 6-1　錦織くん、やりにくかっただろうなぁ。

　でも内容は圧倒していた。というか、ペイルはイライラし過ぎ。自ら崩れていったな。

　こんな状況でも淡々とプレーをして、きっちり勝った錦織くんを誇らしく思った。親戚の子ぐらいの感じ(笑)。

　

第2試合は、マリオン・バルトリ vs フランチェスカ・スキアボーネ。
　主審はカルロス・ラモスさん。わーい。

　どうもアディダスがしっくりこない、スキアボーネ姉さん。

　

 シングルバックハンドがかっこいい。そのふくらはぎも!!

　マリオン…また重くなってない？

　次のガスケの試合に備えるためトイレに行ったら、トイレが大混雑!! ぜんぜん列が進まず…びっくり。そうだった、2年前にもこのトイレに並んで失敗したんだった、と思い出す。ここは数が少ないのです。

　そして、この時、太陽も出てきて暑かったのでパーカーを席に置いてきていたのだけれど、これがちょっとした事件を起こすのでした・・・。

　
　ようやく席に戻ると、あっ！パーカーがないっ！
　うわぁ…ラコステのだったからな。持って行かれちゃったかぁ…とショックを隠せない私に、左隣にいたおじさん（多分イタリアの人）が、「あれ？やっぱり君のだったよねぇ。ちょっと前に持っていたヤツがいたんだよ、ほんとにちょっと前だ」と。そして、おじさんはわざわざ席を離れて探しに行ってくれたのです。でも戻ってきて、「ごめんよ。もういなかったよ。あとで落し物センターに行ってみるんだね。」と。

　これまで海外でイヤな目にあったことが全くなかったので、ここローランギャロスでこんなことがあるなんて…とショックだったのと、置いてきてしまった自分にも腹が立っていました。そんな状況で、まったくスキアボーネとバルトリの試合には集中できず。

　ところが・・・私は自分の心がすっかり汚れてしまったことを思い知らされるのです。（大げさ）

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